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ふうふや本店 ブログ

楽にできる! 逆子体操

2021.02.15

こんにちは♪

 

助産師 ユミです^ ^

 

 

前回は逆子と帝王切開の関係について

お話しさせてもらいました。

 

今回は

逆子体操について!

 


●逆子体操いつからやる?●


逆子の確率は妊娠中期(妊娠5〜7ヶ月)までで

40%前後とも言われています。

 

なので、

ある程度時期が来るまでは

赤ちゃんはママのお腹の中で自由に動き回っています。

 

赤ちゃんが成長し大きくなってくることで

部屋のゆとりが少しずつ小さくなってくることや

羊水量もピークを過ぎて落ち着いてくることなど

赤ちゃんの身動きが徐々に取りづらくなってきて

胎位(お腹の中での赤ちゃんの体勢)が定まってきます。

 

妊娠中期までは逆子でも医師から

「まだ気にしなくても大丈夫だよ〜」

と言われることも多いかと思います。

 

早い時期から逆子体操をしても

赤ちゃん自身がグルグルと動き回れるので

効果は薄いということです。

 

逆子の理由として

ママの子宮に筋腫があったり

双角子宮

前置胎盤

臍の緒に関することなど

赤ちゃんが回りにくい環境が原因していることもあります。

 


●辛い!? 逆子体操●

一般的に言われている伝統的な(笑)逆子体操は

胸膝位(きょうしつい)と呼ばれる姿勢↓↓

 

 
教科書にはこの姿勢を15分程度と書かれていますが

正直

妊婦じゃなくてもこの姿勢は辛い…

 

特に

骨盤周りに不調(腰痛)のある妊婦さんは

この姿勢をとるとお腹の重みで腰や背中が反りやすくなるので

胸膝位の体勢をとるのは余計に大変かと思います。

 

実際に

胸膝位をするように説明されていた妊婦さんでも

「あれ、きついからやってないんですよ〜」

と言われる方も珍しくなかったです^_^;

 

なので

今回はそれに変わるものをご紹介したいと思います。


 

●楽に実践!逆子体操●


まず

逆子体操の目的はどの姿勢も共通しているので

そこを確認しておきたいと思います。

 

骨盤内に赤ちゃんのお尻がすっぽりとハマってしまっていると

赤ちゃんがグルグルと動くのを制限してしまうので

ママの頭よりもお尻側を高くした姿勢をとることで

骨盤内にハマっている赤ちゃんを動きやすい場所に移動させる

といったイメージです。

 

なので

ママの頭よりもお尻側が高いところにあることがポイント!

こんな姿勢や


→お尻と腰の間にクッションなど挟みお尻側が高くなるように調整。
この時に両膝を左右にユラユラ動かすと
足の付け根周辺に痛みのある方や足の浮腫が気になる方は効果的です。

 

こんな姿勢でもOK

 

 →両肘ついてますが、頭元に枕やクッションで高さ調節してそれに寄りかかり楽にしてOK

慣れてきたらこの姿勢のまま

フラダンスをするようなイメージで

お尻を左右に振ってみても効果的。

お尻を振ると骨盤が動くので

赤ちゃんが動きやすくなるお手伝いができるのと

骨盤周りも整いやすくなるので一石二鳥です^ ^


この二つの体操は

逆子ちゃんじゃないママでも骨盤周りや股関節周りを

調整してくれるのでオススメです!
→逆子になったり戻ったりを繰り返していて、
頭の位置が戻っていたらあまりお尻を高くしなくてもOK



この姿勢を

ゆったりした気持ちで10分程度過ごしてみてください。

 

その後に

赤ちゃんがいる側が上になるように横になります。

(赤ちゃんがママのお腹の右側にいたら左を下にして横向きに寝る)

 

そして

もうひとつ大切なことがあります

身体を温めること!!です

 

お腹が冷えている妊婦さんは珍しくありません。

そしてお腹の冷えを自覚していない妊婦さんも多いです。

 

身体が冷えた状態だと

血流も悪くなり子宮の筋肉もカチカチにりやすいです。

 

温めて

お腹をふんわりと柔らかくすることは

赤ちゃんもゆったりと動きやすくなります。

 

ぜひ身体を温かくしながら

体操してみてください♪




施術しながら、妊娠中・産後の悩み、赤ちゃんについての相談もできます♪

身体も心もスッキリしましょ−^ ^

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