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ふうふや本店 ブログ

お産の3つのポイント

2021.04.14

こんにちは^ ^

ふうふやのユミです♪

 


みなさんは

お産に対してどのようなイメージを持っていますか? 

 

お産に対するイメージは人それぞれで

実際に安産教室などでお産に対するイメージを聞いてみると

 

・痛い

・初めての経験だからどうなのか分からない

・赤ちゃんに会えるから楽しみ

 

などなどママによって感じることはそれぞれです。

 

また

「前回1日以上時間がかかって大変でした。」

「初めてのお産だったけど進みが速かったって言われました。」

など

いわゆる「安産」とか「難産」は

お産によって進む具合も変わってくることも多いので

余計に感じ方は色々とあるかと思います。

 

このお産の進み方には

 

①娩出力(陣痛)

②産道(赤ちゃんの通り道)

③娩出物(赤ちゃん、胎盤、臍の緒)

 

この3つがそれぞれに関係しあっていて

この関係がうまく行くことで

お産もスムーズに進行していきます。

 

この3つのポイントがどう大切なのかお伝えしますね^ ^

 

 

●娩出力(陣痛)●

 

『お産=陣痛の痛み』

 

と言っても過言ではないほど

陣痛はお産には切っても切り離せないものです。

 

陣痛は子宮が収縮している痛みと

赤ちゃんが産道を通るため骨盤を内側から押している痛みです。

 

子宮は筋肉でできています。

子宮は上側(子宮底:しきゅうてい)の収縮力が強く

そこがギューっと収縮することで下側が引っ張られ

子宮口が徐々に開いていきます。

また

子宮が収縮すると赤ちゃんや赤ちゃんを包んでいる膜(卵膜)が押されて

内側から開いてくれます。



 

陣痛の始まりは

・生理痛

とか

・トイレに行きたくなるようなお腹の痛み

と感じる方が多いです。

 

お産が進み

徐々に赤ちゃんが降りてくると

骨盤を押し広げてくるので

腰痛やお尻に痛みが出てきます。

痛みの強さだけでなく、

痛みの場所も徐々に変化をしていきます。



次第にいきみたい感覚も出てきて

そのいきみも赤ちゃんが進めるための力となります。
(だからと言っていきみ過ぎはダメ!) 

 

定期的に

そして徐々に強くなっていくことで子宮口を開き

赤ちゃんを狭い産道から外の世界へ押し出してくるパワーとなる陣痛は

お産にとってやはり必要不可欠な存在ですね。

 

 

●産道●

 

産道は赤ちゃんの通り道です。

初産婦さんの産道は

赤ちゃんが道を開拓しながら進んでくるので時間かかりますが

経産婦さんの産道は

一度通り道ができているので進みやすくなっています。

 

産道は始まりから出口まで同じ形で同じ大きさという訳ではありません。

 

簡単に言うと

最初は横長

出口手前で一番狭くなり

その後縦長になります。

 

この形の変化を少し覚えていてくださいね。

 

 

●娩出物●

 

赤ちゃんの身体の中で一番大きい部分は頭です。

 

頭の大きさを変えたり、身体のむきを変えたり

大きな頭がスムーズに産道を通ってこれるように

赤ちゃんも頑張っています。

 

って、

頭の大きさは変えられるの??

とびっくりされた方もいるはずです。

 

赤ちゃんの頭蓋骨はつなぎ目がしっかりとひっついていません。
(脳の発育に合わせて大きくなれるように。)

また

・大泉門(だいせんもん)

・小泉門(しょうせんもん)

と言われる隙間があります。

 

骨のつなぎ目は

産道を通ってくるときに

骨通しを重ね合わせたり(骨重積:こつじゅうせき)

頭が細長くなったりして

スムーズに通ってこれるようにしています。

 

生まれたての赤ちゃんの頭が伸びていたり

骨がボコッと重なっていた

という記憶があるママもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

これは赤ちゃんが上手に産道と自分の頭を合わせてできた証拠です。

 

そして、

先ほど話した産道の形のことは覚えていますか?

最初は横長で徐々に縦長になる産道に合わせて

赤ちゃんも身体の向きを変えて進んできます。

 

横長の産道に頭がうまくはまるように

まず

ママの身体の右か左を向いてじわじわと進んできます。

次に縦長の産道になると

赤ちゃんは背中がママのおへそ側に来るように回ってきます。

お顔はママのお尻を向いています。

 

そうすると

最初の横長ゾーンに赤ちゃんの方がうまくはまるようになっています。

 

 

そして

赤ちゃんの頭が外に出ると

産道の横長ゾーンに赤ちゃんの方が来るので

その形に合わせ赤ちゃんはお顔をママの右か左の足に向いて

身体を横に向けて出てきます。



 

よくあるのが
赤ちゃんがお顔をママのお腹側に向けて
逆に回ってくるパターンです。

この場合
産道と赤ちゃんの頭がうまいことはまらない事が多いので
赤ちゃんが正しく回ってくるまでに少しお産の進行が停滞してしまうことが多いです。

もしかしたら

これを読んでくださっている方の中にも

「それ、お産の時に言われたー!」

と思い当たった方もいるのではないでしょうか^ ^


 

 

●3つのポイントの関係は●

 

①陣痛がなければ赤ちゃんの進んでくるパワーが足りず

②産道と③赤ちゃんがうまく合わないとお産は進み辛く

②産道と③赤ちゃんがうまく合わないと①陣痛もなかなか強くなれず

①陣痛が強くならないとお産は停滞してしまい・・・

 

となってくるんです。

 

この3つがうまく歯車が合うように関係してくると

お産はスムーズに進行してくる訳です。



少しでもお産についてお分かりいただけましたか? 

自分のお産を振り返ってみて

こう言うことだったのか

とか

これからお産を迎える方は

自分は今どういう進行具合なのか

と状況把握すしやすくなるかと思います。

 

ぜひ参考にされてみてください♪♪




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