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ふうふや那覇店ブログ

産後の骨盤矯正って必要ですか?

2020.03.23




産後は

”骨盤矯正”

が必要と言われています。


ふうふやでも骨盤矯正の提供をしているのですが


そもそも”骨盤矯正”って必要??

という方もいらっしゃると思います。


今回はそんな疑問を解決していくために

そもそもの

”骨盤矯正は必要なのか”

という所を解決していきたいと思います。

 







骨盤矯正って??



骨盤矯正、骨盤矯正って言いますが・・・

矯正ってなんなのでしょう。笑

僕も今この記事を書きながら

”矯正”ってなんだろう??と思って調べました。





矯正・・・

→正しくない状態に対して、力を加えて正しい状態にすること

wikipediaより





という風に定義はされていますね。



ということは

”骨盤に力を加えて正しい状態に戻すこと”

と定義されるのが

”骨盤矯正”の意味だと思います。


この正しい位置にも戻すという

抽象的な表現に対しての効果を出すための方法論で色々な手技が沢山あるのですが

かなり広い意味で定義されているのが

”骨盤矯正”

だと思います。




なので、

バキバキボキボキ系もあれば

グイグイ系もあれば

ソフトタッチ系もあれば

気の流れを調整していくこともあれば

トレーニングメインなこともあれば

筋肉をほぐすようなこともあります。


これは

どれも”骨盤矯正”だと思います。

 









骨盤矯正は何するの??

先ほどの表記でもありますが

色々な矯正の方法があると思います。


・バキバキボキボキ系

・グイグイ系

・ソフトタッチ系

・気の流れを調整していく系

・トレーニングメイン

・筋肉をほぐす系


色々な方法論があってどれも矯正と定義できると思います。


施術者は自分のやっていることが正しいと思っているので

どの人も自分の施術こそが正しい!みたいな表現だったり


before→afterで効果を保障するような見せ方があったり・・・。

どれも正しいからこそ否定もできない難しさもありますし、これだけが正解なんてこともいえない難しさもあります。


だから、お客様の視点からしても

”どれが正しいのかわからないという現状”があります。

 










骨盤がひらくってよくいうけど何?


よくお客様のご来店の際に

「骨盤が開いているか心配で〜。」

という感じでお話をしてくださる方がいますが

実際のところ一般の方で

このひらくという現象を正確にお答えできる人はいないと思っています。

みなさんきっと

”なんとなくひらく”

ってイメージがありますよね?

この”なんとなく”を、まずはなんとなくじゃなくしていきましょう!

 









骨盤がひらく場所

骨盤は真ん中にある”仙骨(せんこつ)”と呼ばれる骨と

左右対称にある”寛骨(かんこつ)”と呼ばれる骨の

3つの骨で構成されています。


で、それぞれの骨と骨の繋がり(
赤線)を

”関節”と呼びますが

骨盤がひらく時っていうのは

この関節に”隙間ができる時”だと思います。

そして隙間ができる方向は

Aの方向の時もあれば

Bの方向の時もあります。



そしてこの関節は平面ではない構造なので、

現実にはこの”ひらく”と言う現象に加え

”ねじれ”というのも合わさってきます。



要するに

骨盤のひらきっていうのは

”3Dに起こり得る”ということになります。



これは、その人の出産の状況や、普段取っている姿勢の影響だったり、色々なものが加味されます。

だから、ひろがる方向も人によって違うんですよね。

というか、それ以外構造的に

ひらくという説明がつけないのが人体です。


骨が砕けたり、折れたりしない限り、骨盤はこれ以上ひらきようがないんですね。











 

どのくらいひらく?

でも実際にお客様の訴えでは

「ズボンが入らない」

「チャックが全く閉まらない」

など、骨盤が数センチも広がっている状態で悩まれている方が多いですよね。

でもさっきの関節が

2cmも3cmも開いてしまったらどうでしょう??



骨盤は上半身の重みを支えて、上半身と下半身の力を伝えてくれる場所でもあるのですが

そこが数センチひらくって

多分体支えられなくなるんじゃないのかなと思うんですね。。。

これは極端ですが。。笑

 


裏付けとして、文献上でも

この関節は数ミリしか動かないと言われています。

*昔は全く動かない関節とも言われていました。



だから、理論上は関節がゆるまっただけで

数センチ広がるわけがないというのが考えられます。

*ただしお産直後の赤ちゃんが出てくる瞬間は恥骨が4cm程度広がるとは言われています。でも、それがずっと産後は続くわけではなく、時間と共に戻ってこないと体動かせないですよね。実際にこれが戻らなくて激痛を伴う状態を”恥骨離開”と呼んだりもします。

 










実際にひらいているのはどこ?


ここは僕の個人的な見解ですが

先ほどの関節の数ミリのひらきよりも

もっと骨盤を大きくしている(見せている)場所があるとすれば


僕は

”筋肉”だと思っています。


出産で使わなくなってしまった

下腹部

お尻


そして妊娠中から産後に必要以上に力が入り過ぎている

背中や腰の筋肉

お尻の外側

太もも




この辺りの

使わなさすぎてタプタプしてしまった筋肉と

使い過ぎてしまっている筋肉によって



硬くなり、大きくなっている筋肉と

妊娠で増えてしまった体重



これらが相まって

”骨盤を大きく見せている”

と思っています。


だから、(後述もしていますが)

ふうふやでは上記の筋肉を

ほぐしたり・使える用にトレーニングの方法を体に覚えさせるだけで

ズボンが入るようになったり

スタイルが変わっていく人が出てくるんだと思います。




そして逆に


“骨盤のひらき=関節がひらいている”


で説明がつくのならば

グイグイするような関節を締めるような施術をするだけで

スタイルは産前に元どおり!!!


なんていう風な、素敵なことが起こると思うのですが

なかなかはそうはならないのが現実であって

やはり“関節が緩い=骨盤が広がっている”説は

無理があると思っている次第です。













 

僕が見ているポイントの一つ



僕がお客様の骨盤の評価で見ているポイントとしては
”骨盤の歪み””傾き””(簡単にいうと)筋力”を見てはいます。




こうしたポイントを見て(みるポイントは上記の2箇所だけではなくて、実は無数にあります。)、バランスがどうなっているのかを見ると


どこの筋肉が使い過ぎて

どこの筋肉が使えなさ過ぎているのかが

ある程度予想がついたりもします。


その上で

スクワットみたいに膝を曲げてもらったり

片足立ちをしていただいたり

色々な動きをしていただきながら

骨盤が動きの中でも本当に引き締めておけられているのかの

筋肉の評価もしていたりします。




この動きの中で骨盤を支えておけられる筋肉が使えているのかっていうのが

実は結構重要だと思っています。



みなさん、筋肉を使わずに一日中じーっとしているわけではないと思ういます。


それは筋肉を使って動いているということになりますので、動きの中で引き締めたい筋肉に力が入っていないと、生活の中で支えていないのと変わりはないので、ただ俗にいう締めるということをやっても意味がないこともあったりします。

 



といった背景があるので、僕は


”動きの評価もとっても大事”


にしながらお身体を見させていただいています。

 
















骨盤矯正の始める時期の目安


僕はいつもお客様には

『諸説報告がありますが、産後1ヶ月半〜半年ぐらいに構造的には安定してくるようなので、その間に施術ができたら良いかもしれませんね。』

とは伝えています。



ただこれも
あくまでも目安です。


始める時期は

”ホルモンの影響”だったり、

”文献的な見解”だったりが関連はしています。


実際のところは、人によって、かなりの個人差があると思っています。触るとわかるようんなってきました。

その上でまとめた目安ですが

関連の記事を記載しているので、よければご覧ください。

【骨盤矯正のホント】産後骨盤を引き締めるのはいつからいつまでが良いの?

 












骨盤矯正=痩せる?


よく骨盤矯正は

”痩せる”

”締まる”

”体重が減る”

そんな良い効果をうたうことが多いです。


もちろん

骨盤矯正をしていたこともあって痩せることもありますが

”骨盤矯正=痩せる”

という関係性は万人には当てはまらないと思っています。



もちろん中には

痩せることもありますよね。

スタイルが変わることもありますよね。

体重が減っていくこともありますよね。


ただ、残念ながら

確実に痩せるなんて保証はどこにも根拠はないです。


骨盤矯正をすれば痩せるなんていう確実な効能があれば

多分今頃骨盤矯正はものすごい有名になっているし(笑)

僕はテレビにひっぱりだこだと思いますし(笑)

産後の体型に困っている方はいなくなると思います。



だけど・・・実際にはそうではないのが現実です。




みんな楽をしたいのはごもっとも!!



ですが・・・

やはり締めれば痩せる。

骨盤矯正をすれば痩せる。

そうした関係性が確実に起こるなんてことは言い切れないと思っています。


でも、それでも

痩せる人がいます。

スタイルが変わる人もいます。

体重がどんどん減っていく方もいます。

それはなんでなのだろうかを次で解説しますね♩

 













骨盤矯正の効果は??


ここからは僕の個人的な見解ですが・・・

上述している通り矯正の方法はどれも正解だと思っています。



上手な施術ができれば

バキバキしようが

グイグイしようが

トレーニングしようが

効果は出ると思っています。


*むしろ自然の時間的な経過で勝手に引き締まってくることもあります。


そこには施術者の腕と、正しい説明と

お客様自身の理解がしっかりあれば

どの方法でも効果を出せるとは思っています。


ただし個人的に数年間みなさんの経過を見ていて

効果が出やすい方々の特徴はあると思っています。



それは・・・

セルフケアとして導入もできている方

これに限るなと思います。



いやいや・・・

自分でやったほうがいいのはわかっているよ。。



っていう声が聞こえてきそうですが(笑)


ただ本当に

セルフケアとして日常の習慣に取り入れられている方は効果が出やすいです。




これは、ふうふやの事例ですが・・・


僕が行なっている骨盤矯正は、施術の際に体が変わった感覚を体感していただきます。

最初と何が変わったのかを、しっかりご本人に体感をしていただきます。

そこにちゃんと説明も付け加えます。

そこで骨盤が引き締める方法を一緒に確認もします。

これをすれば、変わるかも!?変わるんだ!?

そういうことを感じてもらうと、自ずとセルフケアをやる意味や意義を頭でも体でもわかっていただけると思っています。

そして、お子様の育児をしながらでも

簡単にできて、コツコツ積み重ねる方法のセルフケアをご紹介しています。

*もちろん、諸々の環境でできない現状があるのも重々承知です。なので、なるべく気軽にできる方法をご紹介させていただいているつもりです。


早い方は2~3週間程度で

「ズボン入りました!」

「体重2kg減りました!」

「ウエストのチャック閉まりました!」

などのご感想をいただくこともあるんですね。


もちろんこの期間には個人差はあります。

ただ、セルフケアまで実践してくださっている方は、その間に施術にご来店いただくこともなくての効果だったりもします。

過去に他店で何度も何度も骨盤矯正に通っていた方が、セルフケアを取り入れたら効果が出るという経験をなんども体験しているので

僕は経験的にセルフケアもしてもらえた方が効果が出やすいかも。

と思うようになった次第です。

できるだけやれる内容をお客様と相談してご提供はさせていただいています。

 

併せて読みたい

骨盤矯正を通してボディメイクしていくためには”習慣を変えること”が大切

骨盤矯正を通してボディメイクしていくためには”習慣を変えること”が大切

 

 

 










骨盤矯正は必要??


以上を踏まえて

ふうふやの考えでは

”骨盤矯正”は必要だと思っています。



というか

できるなら

“やっておいた方が良い”

とか

“チェックしておいて、体の使い方を知っておいてほしい”

という感じですね。




ただ、今はどこでも骨盤矯正をうたっているお店が多いですし、どこもかしこも効果をうたう宣伝やHPが多いですよね(ToT)


骨盤締めれば痩せます。

○ヶ月までには必要です!

尿もれが治る。


色々な言い方や宣伝方法がありますが

これ正直、お客さんを呼び込むための手法です。笑



僕が同業として色々な方を見ていても

この辺りの説明を根拠を持って説明している方はほとんど皆無。。。



チーンです(T ^ T)。。。



でも、一般の方にはわからないからこそ

こんなに骨盤矯正がどこにでもあるんですよね。


言ってしまったら

良いビジネスなんです。(汗)



だからこそ、見極める力がお客様には必要ですが

やっぱりどれが良いのかわからないので

人からの評判や効果や詳細な説明をしてくれる人のところで骨盤矯正を受けてほしいと思います。



料金はお店によっても色々と違うので

料金と継続性(リピートさせられる回数など)検討して探せると良いですね♩




保険が効かない理由はこちらから

整体や整骨が産前産後の施術・骨盤矯正で保険が効かない理由

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まとめ



骨盤矯正と呼ばれる施術の必要性について

色々な角度から解説をさせていただきました。


結論としては

・骨盤矯正の手技は色々ある

・手技を扱う施術者の腕による

・骨盤がひらくのは関節<筋肉の影響が大きい

・骨盤矯正は産後1ヶ月程度から始めて良い

・骨盤矯正=痩せるという法則は万人にひあ当てはまらない

・セルフケアを追加すると圧倒的に効果がでる

・正しい発信をしている人のところで施術を受けるべき

といった解説をさせていただきました。


同じ同業の方々で情報発信をしている人はたくさんいますし

甘ーい言葉を餌にしている人もいるので(笑)


お客様であるみなさんが

正しい知識をつけておくのも一つだと思い記事にしました^^


結果的に、僕個人的にも骨盤矯正は行わないよりは

行った方がよいと思っているので

是非是非、信頼できる方の元で

体のケアを行ってスタイルアップや

骨盤や体の引き締めにお役立ていただけたらと思います。



ふうふやでも

いつでも骨盤矯正はお受けいたしていますので

お気軽にお問い合わせ、ご予約ください♩

 

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